北見市の基本情報

北見市は、北海道の東部・オホーツク管内のほぼ中心に位置します。北には佐呂間町・遠軽町、東には網走市・大空町・美幌町、南には津別町・訓子府町、置戸町、西には上川町と接しています。市西部には、市内で最も高い地点である標高1,758.5mの武華山や標高1,291mの北見富士などがあります。北海道の屋根といわれる大雪山に連なる奥深い森からオホーツク海沿岸まで常呂川流域に発達した北見盆地を中心としており、石北峠からオホーツク海までの長さは箱根駅伝のコースとほぼ等しい110Kmに達します。常呂川と無加川の合流地点に発達した北見盆地は、市域面積の約2割を占める平坦な地域を形成しています。南東丘陵地は標高300m〜460mの山地となり、道内最大の湖「サロマ湖」に接しています。

内陸部の気象については、年間の日照時間が長く、積雪量・降雨量は少ないとされてきましたが、旧留辺蘂町、旧端野町、旧常呂町と合併したことにより北見市の面積が東西100Kmと広大となり、さらに海岸部や山間部を含む東西に長い地域となっているため、北見市は多様な気象を含む地域となっています。 盆地にある地域では寒暖差が激しく、夏はおよそ 35°C、冬はおよそ-20°Cに達することもあります。年間の平均気温はおよそ 6°Cで、日本の都市部としては冬季に最も低温となりますが、降雨量や積雪量は全国的に見ても少ないといった特徴があります。