北見に嫁いで早20年弱。道外出身者目線からのリポートを書いていきたいと思ってます。食べることが大好き、お酒が大好き、いつか北見の「おんな酒場放浪記」をしたいと思っている、北見LOVEな事務担当の者です。
北見の文化が詰まった科学館・博物館・美術館からなる複合施設。
北網圏北見文化センター(ほくもうけんきたみぶんかせんたー)は昭和59年(1984)創立の北海道北見市にある複合文化施設です。
科学館
科学館は体験型の施設になっており、地震と台風の体験室は災害時に起きる震度や台風などの風の強さを体験する事が出来ます。実際の災害時には恐怖で笑ってられる余裕はもちろんないのですが、座席に座り揺れを体験すれば、立ってられないことを実感し早く収まってほしいと思うばかりでした。最近は風の強い日も多くなりましたが、科学館で風速20mの体験を出来る事は今後の日常の中で、風の基準を知る事ができました。ここに雨や雪が加わるとどうなるのか、ニュースで見るような自然の怖さを少し垣間見た気がします。また自動車のカットモデル(断面図、車の中身が見えるもの)も展示されています。シャボン玉の中に入る事が出来る増置もあり、小さなお子様にも体験出来る場所としてお子様連れにもオススメできます。
博物館
北見の風土を学べる博物館では北見市で発見されたデスモスチルスの臼歯がありました。デスモスチルスの化石の模型もあり、北見市に恐竜が歩いていたという事が分かりました。地層の化石なんかもありますが、大昔の人々の暮らしを再現した美里洞窟遺跡再現ジオラマも展示されていました。約900年前に造られた擦文土器も見る事が出来ます。採掘された沢山の貴重な土器がありました。他にも北見市周辺に生息している生き物などが剥製になって展示されていたり、北見の植物を写真で見る事ができます。四季によって昆虫の標本が変わる様になっていたりと時期によって訪れる楽しみもある事が分かりました。
美術館
北網圏北見文化センターには美術館もあります。北見の風土を感じる事のできる絵画や美術品の作品が数多く展示されています。地形や天候、 環境などの変化によって作られた風景なども作家さんによって表現されています。年数回の展示には様々なテーマで発表されており、科学館と博物館と合わせた観覧料金で美術館も利用できました。
プラネタリウム
北網圏北見文化センターにはオホーツク地方唯一のプラネタリウムがあります。 直径15mの巨大なドーム内に広がる美しい星空を150席もある座席で、ゆったりと星を見て楽しむことができます。 ここでは解説員による北見の季節ごとに移り変わる星空の生解説を聞く事が出来ます。小さいお子様から大人まで童心に帰れる楽しめるプラネタリウムになっています。一回の投影は50分で平日の空いている時間にゆったりと星を見るのもオススメです。3階には天体観測室があり、天体観望会が定期的に開かれています。
北網圏北見文化センターへのアクセス
【名称】:北網圏北見文化センター/ほくもうけんきたみぶんかセンター
【所在地】:北海道北見市公園町1番地
【TEL】:0157-23-6700/ FAX:0157-31-8344
【開館時間】:9:30~16:30
【入 館 料】:一般690円 高校生・大学生390円 中学生以下、70歳以上の方無料詳しくは、その他講座室、美術展示室などの料金も有り。詳しくはHPまで
【休 館 日】:毎週月曜日
【HP】https://hokumouken.com/